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お知らせ

2025.5.24

【移住先輩】 “海があればどこでも”と言った夫と 人生の第二の扉を開けた街

How can I help you?」長年、海外で政治、経済、芸能、文化などの権威を迎える会員制の社交クラブで接客してきたM.S.さん。気品に満ちた優しい笑顔で世界中のゲストをもてなし、異文化コミュニケーションを重ねてきました。子育てや仕事が一段落した後、夫婦の新しい未来を見据えて、日本への帰国を決意。サーフィンが好きな夫の条件は「海のある場所」。M.S.さんの新たな旅がここから始まりました。


 


―――帰国を決めたきっかけ


結婚を機に、夫が滞在していたアメリカ・ニューヨークに渡り、約30年間を過ごしました。娘が大学を卒業したのをきっかけに、「これからの人生をどう生きるか」について、夫婦で話し合うように。コロナ禍もあり、「アメリカに留まる理由はもうない」と感じ、「今しかない」と日本への帰国を決意しました。移住先に選んだのは、宮崎県日向市。サーフィンが趣味の夫が「海のある場所」を条件にしていました。サーフポイントは高知県や静岡県にもありますが、ネットで調べるうちに自然と惹かれたのが日向市でした。夫からは「海があればどこでもいいけれど、君が納得できるかどうか、まずは自分で見てきて」と背中を押され、まずは一人で訪れることにしました。



―――日向市の印象


初めて訪れた日向市は、海と山に囲まれた豊かな自然、広がる平野、そしてすがすがしい空気が印象的で、「ここに住みたい」と直感しました。すぐに夫婦で移住を決意。土地勘もなく、最初は不安もありましたが、地域の方々の温かい歓迎に触れ、次第に安心感が芽生えました。ある日、市役所に住民票の手続きをしに行った際、「就職説明会」のポスターがふと目に留まりました。「日向市にはどんな産業があるのだろう」と興味を持ち、参加してみることに。そこでOiseSun CAFEHOTELの社長と出会い、新規オープンの立ち上げメンバーとして働くことになりました。移住後はしばらくゆっくりするつもりだったので、こんなにも早く働くことになるとは思っていませんでした(笑)。



―――日向市での暮らし


「ゆったりとした時間を楽しみたい」と思って移住したはずが、気づけばフルタイムで働く日々に。OiseSun CAFEHOTELには多くの海外からのお客さまが訪れ、これまでの経験を活かしつつ、日向市ならではの心地よい距離感空気感を大切にしたおもてなしを心がけています。訪れた人たちがそれぞれの過ごし方を楽しめるような空間づくりを目指しています。カフェを通じて出会ったお客さまと、休みの日には山菜採りやお花見を楽しむような関係にもなりました。日向市には新鮮な食材が多いので、料理する時間も楽しいです。時には、釣りざおを持って海に出向くこともあります。「この街をもっと知りたい」という気持ちは日々強まっています。将来的には、ここで育つ子どもたちのために、新しい産業づくりにも貢献していけたらという想いも芽生えています。



編集後記


30年間にわたる海外経験が育んだホスピタリティの精神と、人と人との関係を大切にするM.S.さん。日向市の空気に溶け込むように、自分の居場所を見つけ、周囲の人々と自然な形でつながりながら、新たな道を歩み始めています。「未来の子どもたちのために」と語るその言葉には、ただの理想ではなく、人生の歩みの中で培われた確かな視点と覚悟が込められているようでした。


 


【M.S.さん】移住歴:2年/移住時の家族構成:夫婦/職業:OiseSun CAFEHOTEL ホールスタッフ


 


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